青山学院大学 国際センター

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帰国レポート

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【2019年度参加】国際政治経済学部 国際政治学科 2年インターン先企業名:Law Office of Rhoda Wilkinson Domingo(法律事務所) 5週間を経て、何となく過ごしていた大学生活が大きく変わりました!

参加のきっかけ

将来、海外で働く展望があり、そのために必要なスキルやコミュニケーションを学びたい。また、自分の英語力・プレゼン力・適応力が海外でも通用するか試してみたいと思い参加を決めました。


実習内容

インターン開始直後は、顧客対応時の事務作業や移民に関する情報収集などを主に行いました。5日目には裁判所に一人で赴き、裁判に必要な書類を提出するという仕事をしました。業務自体は原本とコピーのそれぞれにスタンプを押してもらうだけ、という簡単な仕事なのですが、身分検査や持ち物検査など裁判所に行くだけで多くの英会話が必要になり意外にやりがいのある仕事でした。同僚には帰ってくるのが早すぎと驚かれましたが、特にミスも無く終えられたので良かったです。また、弁護士事務所に20代前半くらいの新入社員が入社した際には、トイレの場所を案内したりなど、研修生の身分ながら教える側で一日仕事をする日もありました。職場に慣れてきた頃には金銭管理という責任性の高い仕事も任せていただきました。顧客のカード情報や支払い状況などを確認し、打ち込んでいくという仕事なのですが、非常に集中して取り組んでいたらあっという間に一日が終わってしまいました。インターン後半にはNBI meetingに参加させていただきました。NBIという会議は様々な分野のプロが集まりビジネス人脈の構築を目的として話し合うというものです。1回目の会議において私は構築できうる物を持っていないので発言はしませんでしたが、それでも海外の人のプレゼンの仕方や話し合いの在り方が日本とは違うという点に改めて驚かされました。2回目の会議では30秒だけスピーチをする時間をいただきました。出された原稿を読むだけという一見何とも生産性のないスピーチなのですが、自分でアレンジを加えることで年配の方ばかりの会議場で笑いをとれたのでよかったです。



休日の過ごし方

基本は平日5日出勤だったため、土日の2日間が休日でした。サンフランシスコを離れ遠くの観光地に訪れたいときは、渡航前から、経路や予約方法、空き宿をチェックしておきました。私はそのようにしてアナハイムのディズニーランドとハリウッド市街、ロングビーチなど数々の観光地で遊ぶことができました。それ以外の休日では、サンフランシスコ周辺の観光地を楽しんだり、外食を食べに行ったりしました。あるいは、買い出しするとき以外、宿の中で読書や音楽に明け暮れて一日過ごす週末もありました。



現地での生活について

当然ながら飛行機で現地空港に到着した時点でそこからは常に英語圏ですが、言語が全く異なる世界でどんなこともすべて自力でやる必要があります。私自身も初めてのアメリカだったので、現地人の速い発音に多少苦戦しました。ですが、基礎的なリスニング力とスピーキング力があればたいていの事は難なくこなせます。というのも、サンフランシスコの人々は親切な方が多く、道端でも懇切丁寧に対応してくれますし、期間中プログラムに参加している他の仲間ともコンタクトは取れるので、食材の安い店や交通機関の情報など常に情報交換をしあって、徐々に現地に適応することができるようになりました。

プログラムを終えて

「無給のインターン」という言葉に、一年前は抵抗を覚えていました。それでも今回この研修に参加した理由は、費用以上の体験ができると見込んだからです。私の当初の目標は、自分を「海外で働ける人間」にメイクアップすることでした。アメリカに行けば、ビジネスマナーや国際事情を学び、海外での働き方に適応できる力をつけられると思っていました。研修後、自分がもっと大きなものを得たことに気づきました。それは海外でのビジネスを志す自分に足りない要素の自覚です。具体的に、私はビジネス英語力、プレゼン力、他社を魅了する力や協働的リーダーシップが弱いと感じました。おそらく大概の人間はこの研修に参加しさえすればビジネスマナーや国際事情は学べますし、適応力もそれなりに身につくでしょう。ですが海外で働くことの本当の価値は、目新しいものをインプットすることではなく、自分の内側にある資質や人間性を見つめ直すことにあると私は考えています。国内のインターンシップや自己分析テストでは測れない、「自身の国際的な価値」を自覚できる点で、本当に金額以上の価値を実感しています。


今後の目標

私はプログラムに参加する前から海外で働きたいという展望がありました。ところがアメリカ人はアクティブで各メンバーにリーダーシップがあり、何より仕事にとても熱心でした。それに気づいた私は、言語面だけでなく、働くことへの意識も含め、自分がまだ海外で働くだけの力量がないと実感しました。5週間を経て私は「海外で働くために今の自分に何が足りないか」を考えるようになりました。今後の目標は、「将来海外の人と対等に渡り合えるようになる」ということです。実際に私は参加前と比べ、英語への学習意欲も増し、普段の授業でも主体的に発言するようになりました。大学生活をなんとなく過ごしていた以前と比べても、インターンを経験し明確な目標を持つことで、授業態度への意識は特に大きく変化したと思います。