青山学院大学 国際センター

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帰国レポート

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【2019年度参加】国際政治経済学部 国際政治学科 2年インターン先企業名:St. Scholastica’s College(現地私立女子高校) 普段とは異なる環境で自らを挑戦させたい、そう思い参加を決めました!

参加のきっかけ

プログラム参加前の目標は、英語力の向上と異文化理解を深めること、そして将来的に自分の職業選択の幅を広げることでした。これまでの英語”を”学ぶという姿勢に加えて、英語”で”社会経験を積み、学習における学びだけでなく異文化理解・異なるバックグラウンドを持つ人々や彼らの価値観や考え方を尊重できる人間になりたいと思っていました。これからますます必要とされる英語力を日常的に使えるようになるのはもちろん、普段とは異なる環境でどのように自分から積極的に物事に取り組んでいくか、自分の身をそういった環境におくことである意味で自らを挑戦させていきたいと思ったのもこのインターンに参加することを決めた理由です。

実習内容

今回のインターンシップの実習先は、7年生から12年生(中高生)合わせて約1000人が在籍するSt Scholastica’s Collegeというカトリックの女子校でした。私はここで日本語教師のアシスタントとして働かせていただきました。ここではイタリア語と日本語が第二外国として選択することができ、またその履修は8年生以降、1年間が必須でそれ以降は個人の自由だそうです。主な実習内容としては指導補助、課題や授業内プリントの丸つけ、質問を受けて答えたり説明をしたり、授業に取り組むような声かけ、配布資料や日本にまつわるクイズの作成をしました。働いてみて感じたことは、留学生として中国や韓国の生徒が多いということです。留学生は現地の生徒に比べて約3倍の学費を払う必要があり、またさらに寮に入るとなると1年に約100万円かかります。中国や韓国の経済的な豊かさ(貧困の差は勿論存在するが。)と外向き志向というものを痛感しました。また、様々なバックグラウンドを持つ生徒が多く、目の色や肌の色、髪の色の異なる生徒が混在していたことから、オーストラリアの多国籍な社会が縮図として現れているように感じました。彼らは外見を校則で制限されることもありません。それぞれが自らのアイデンティティを持ち、他者のアイデンティティも尊重しながらお互いに関係を築いて社会が成り立っているのだと実感しました。1カ月間の職業体験を通して、当たり前のように話している日本語を英語で説明することがとても大変でした。また、日本語には相手を想いやる文化から派生した言葉もあり、言語として教えることだけでなく日本の文化を生徒に理解してもらう必要があるのだと考えました。英語が話せるということはグローバル社会において大きなアドバンテージになります。英語力の維持・そしてさらなる向上のためにも学習し続けたいです。そして積極的に自分から行動し、グローバル社会に通用する人材になりたいと思います。



休日の過ごし方

休日はロシアから来ていたハウスメイトと出かけたり、同じプログラムに参加した青学の友人たちと外出をしました。インターンシップを通じて新たに友達ができ、お互いに近況報告をし合ったり、不安なことは相談し合ったりできたことは本当に心強かったです。

現地での生活について

シドニーには異なるルーツを持つ人々が多く住んでおり、勤務地の学校にもポーランドや中国、インドネシア、アボリジニなど世界各地にルーツを持つ生徒たちがいました。オーストラリア人とひとくちに言ってもバックグラウンドは多様であり、お互いを尊重し、受け入れて社会が成り立っていると感じました。興味深い点として、資源を大切にしていると思いました。オーストラリアの中心部は砂漠なので、水は貴重な資源です。シャワーは短時間で済ませなければなりません。買い物に行くときはビニール袋を提供されることはなく、自分で持参する必要があります。ペットボトルのお水を買ったら、そのペットボトルは1回で捨てずに洗ってまた繰り返し使いなさいとホストマザーに言われました。そういった考え方や行動は見習う必要があると思いました。

今後の目標

インターンシップに参加する前の目標は英語力の向上であり、現在も変わっていません。多様なバックグラウンドを持つ人が住むシドニーに行ったことで、より一層その気持ちは強まりました。英語はルーツの違う私たちを繋ぐツールになると実感したからです。そしてオープンマインドでい続けたいと思っています。