青山学院大学 国際センター

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帰国レポート

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国際政治経済学部 国際政治学科香港・City University of Hong Kong人脈とスキルを活かして専門分野の学びを深めることが留学中の目標

留学先大学について

比較的新しい大学ということもありキャンパスがとても綺麗です。座って勉強やディスカッションが出来るスペースが至る所にあって、一日中キャンパス内で過ごすことが出来ます。食堂はいくつかあり、香港の大学の中で一番美味しいと言われるほど安くて美味しいものばかりです。大学内で本格的な飲茶をすることも出来ました。図書館もとても広い上に設備が充実しており、蔵書の閲覧だけでなく自習・映像鑑賞・プレゼンテーションの練習・ディスカッションなど講義に関する全てのことが出来ます。キャンパスが山の斜面に作られているため、棟から他の棟・寮に移動する際の道が少し複雑でしたが、道案内は英語で書かれているためすぐに慣れることが出来ました。
キャンパス自体明るい雰囲気ですが、学生全体も活気に溢れていました。メインのビルでは毎日サークルの勧誘や展示が行われており、他にもキャンパスでの国際的なイベントが多く開かれていました。留学生の割合は高く、4割以上は留学生(International Student)ではないかと思います。

留学先大学について

学業面について

開講されている講義のほとんどが英語開講科目ですが、時々広東語のみの講義があるため注意してください。 まずお勧めするのは広東語の授業です。広東語は日本ではなかなか学ぶことが出来ませんし、香港人学生と仲良くなるきっかけにもなります。また広東語は話し言葉のため、香港で生活していれば頻繁に使う機会のあるフレーズを学ぶことができ、実生活でもとても役に立つからです。受講する時は学んだものをすぐに香港人の友達に使って実践すると良いと思います。
具体的な講義ではないですが、グループでのプレゼンテーションやレポート作成がある講義を選ぶと、日本ではあまり経験することのできないグループワークに慣れることも出来ますし、グループで自分がどのような立ち回りをするタイプなのか知る良い機会になります。 講義時間は約3時間通しの講義が多いため、一日に2科目が体力と予習復習の時間を考えると望ましいです。予習ではリーディング課題が出されることが多いため、計画的に読み進める必要があります。また、試験は記述式が多く、英文で出された問題に1000ワードほどのエッセイを書かなければならない講義もあります。講義内容を復習し、その週のテーマでレポートを書くとしたらどうするかを日常的に考えておくと、試験前に辛い思いをしないと思います。レポートはグループで5000ワードを完成させるものなどがあり、積極的に計画を立てて進めることをお勧めします。

生活について

私の留学プランでは、前期に言語をしっかりと学び留学先の多くの人と知り合いになり、後期にその人脈とスキルを活かして専門分野に関する学びを深めようと予定していたため、講義は5つ中3つ言語の講義をとりました。CityUには本土や韓国からきている学生が多いことに現地に到着して気づいたため、広東語だけでなく北京語と韓国語の履修も決めました。北京語と広東語の授業では様々な国からきた留学生と友達になることができ、日本ではなかなか会うことのできないヨーロッパ圏出身の友人が多くできました。これはヨーロッパの人にとって東南アジアや香港が留学先として人気であることが理由だと思います。多国籍の友人を作るという留学の目標の一つを叶えるために香港を選んだため、その目標は簡単に達成することができとても満足しています。韓国語や他の二つの講義ではどちらかというと香港人学生が多く、マイノリティである留学生はグループディスカッションやワークの時に留学生で固まってしまっていました。けれど私は幸運にも優しい香港人学生の仲間に入れてもらうことができ、広東語で話していることがわからず困った時もありましたが、毎週一緒にローカルのレストランで食事をしていました。
寮生活は学生同士の距離がとても近かったため、家族のように生活していました。共同ルームで一緒に鍋パーティーをすることも多かったです。また、寮の学生が留学生向けにイベント(ハイキング、BBQ、スポーツ大会)を企画してくれることが多く、サークルに属さなくてもさまざまな体験をすることができました。日本人学生でも繋がっており、日本人学生でジャパニーズナイトのイベントを企画してはいましたが、私は帰国してしまったため最後まで参加することができませんでした。香港人の友人に誘われ、人生で初めて炊き出しのボランティアに参加するという貴重な経験もしました。私が香港人学生から広東語を学び、私は日本語を教えるということもよくやり、とても楽しかったです。

後輩へのアドバイス

香港の人のほとんどは英語を流暢に話すことが出来るので、英語を勉強してから来ることをお勧めします。講義の論述などは香港人の学生はネイティブのようにスラスラと大量に書くことができるので、英文での論述練習もしておくと安心です。広東語は興味があれば学んでから行くのも良いと思います。広東語を勉強するときは、文法などではなく日常会話で使えるものをフレーズとして覚える方が現地での生活ですぐに使うことができますし、友人作りにつながります。香港の人は日本が好きだと言ってくれる人が多いため、日本のお菓子などをお土産として持っていくととても喜んでもらえると思います。
進路就職に関してですが、香港日本人商工会議所で日本人学生のボランティアを募集しているので、コネクションを見つけて参加してみるといいと思います。社会人の方と名刺交換をして、様々なお話を伺うことができます。香港はエネルギーに溢れた多様な街の面と、穏やかな田舎どちらも移動時間が短く体感することができます。なので、どちらも体験してみたい人、そして英語の力を伸ばすだけでなく他の言語も学びたい人、グループワークや議論をたくさんしたい人、自分が香港を作ってゆくんだという気持ちが強い同年代と触れ合いたい人にお勧めです。